やさい嫌いをちょっぴり克服した絵本『おべんとうバス』
うちの4歳息子は、気が乗らないとあまりご飯を食べません。
私の料理がごにょごにょ……でもありますが、
とくに、野菜!
食べない!
3歳になったばかりのころは、
おだてて、ほめて、うながして、
なんとか食べてくれたものでした。
でも、ある絵本を読んだことで、
よく食べてくれるようになったんです!
それが、こちらの絵本。
真珠まりこさんは『もったいないばあさん』シリーズが有名なのだそうです。
表紙を見ただけで、すごく読んでみたくなる……!
今度書店へ行ったら、さっそく探してみたいシリーズです!
* * * * * *
さて、この『おべんとうバス』。
もともとは、乗り物好きな息子が読むかな〜と、
「バス」にひかれて購入した絵本。
かわいらしい赤いバスに、
ハンバーグや、えびフライや、たまごやき、おにぎりなど、
たくさんの食べものが乗り込んできます。
その中に、やさいも2つ登場。
それが、
「トマト」と「ブロッコリー」。
……ただ、それだけなんですけどね。
きっと、もこもこしたくりくりおめめのブロッコリーが、
かわいかったんだと思います。
大好きなバスにやさいが乗る、というシチュエーションも
よかったのかな、と思います。
息子はこの絵本で
ブロッコリーを覚えました!
食べさせていなかったわけではないんですよ、ブロッコリー。
でも、子どもって興味のないことは
なかなか覚えませんよね……。
目立つかたちしてるのにね……。
おかげさまで、ブロッコリーは喜んで食べるようになり、
わが家の食卓には、頻繁にブロッコリーが登場します。
え? トマトですか?
全然食べません!
食べておねがいおいしいよ〜と頼みに頼んで、
なんとかちょぴっと食べてくれます。
皮が舌にさわるのがイヤなのと、すっぱいのと、
種の部分のぷよぷよした感触が苦手なのだそうです。
子どもの舌はとっても味に敏感ですよね。
私も子どものころはそうだったなあ、と思います。
少しずつでいいので、
やさいをもっと好きになってくれたらいいなと思います。
母もお料理頑張らねば……。