2〜3歳におすすめ絵本『めんめんばあ』
息子が2〜3歳のころ夢中になった絵本をご紹介。
『くらい くらい』です。
この絵本は友人からのいただきもの。
『おでかけ ばいばい 』
『めんめん ばあ』
とシリーズの作品になっています。
3冊とも息子は大好きです。
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文は、はせがわせつこさん。
わたしは不勉強で存じ上げなかったのですが、
『めっきらもっきら どおんどん 』が有名なのだとか。
絵は、やぎゅうげんいちろう さん。
とても独特で、絵だけで笑えてしまいます。
体のことにまつわる絵本をたくさん出されています。
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さて、『くらい くらい 』のおはなし。
これは、電気の消えた暗い部屋に立つ、動物の影が出てきます。
そして、「でんきをつけてちょうだい」と言われると……
ぱっ
と明かりがついて、
そこにいたのが何の動物わかるのです。
明かりのスイッチがそれぞれの動物で違うのも、面白いポイント。
ひっぱるスイッチだったり、
足で踏むスイッチだったり。
絵を見ながら、
お子さんといっしょにスイッチを入れる真似をすると、
けっこう盛り上がります!
そしてそして……ひっかけスイッチがあったりするのです!
表紙になっている影は、ねこのみーちゃん。
この子の影が登場したら……要注意ですよ!
ほんとにそのスイッチでいいの!?
よく見たらこっちにも……!
なんて、お子さんときゃっきゃしてください。
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ほぼおなじ文章のフレーズが続き、
リズムよく読むことができるので、
お子さんもすぐに覚えてしまうはず。
4、5歳になれば、自分で読むのも難しくないので、
文字を覚えたころに、
あらためて開いてみるのもおすすめです。
この点については、
『おでかけ ばいばい』は、最後にバスに乗ってみんなでお出かけするので、
車好きの男の子はかなり喜びます。
(うちの息子で実証済み)
『めんめん ばあ』は、
動物たちが「いないいないばあ」をしてくれるので、
もっと小さなお子さんにも楽しめそうです。
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それから、わたしが個人的に気になることがあります。
それは、背表紙。
裏表紙じゃないですよ、背表紙です。
本を立てておくと見える部分ですね。
3冊並べてみると……。
なんか、その適当なかんじの絵に笑える。
とりあえず描いといた、みたいな。
意味があるのかなあ? ないだろうなあ。
なんて思いながら、いつも眺めています。